スーダンからエチオピアへ移動します。
翌朝、カッサラからエチオピアへ向け移動を開始する。
まずちょっと離れた所にある長距離バスターミナルからゲダレフに向かう。(32SD3時間)
ゲダレフに着くと・・・
メテマ!メテマ!と連呼している人達が。メテマはエチオピア側の国境の町。
ちょっと事前に調べていた情報と違うけれども、ダイレクトでいけるなら・・・とミニバスに乗り込む。(10SD)
すると・・・数十分で降ろされた。メテマに向かうバスターミナルまでという意味だった。騙された。。。
そこでスーダン側の国境の町ギャラバット行きのバスに乗り込む。(19SD)
ギャラバットに着くととある男が声をかけてきた。
「ツーリストは3つのステップを踏まなきゃいけない」と。
滞在登録とか必要なスーダンでは、政府が外国人の動向をチェックしたいようで、街によっても登録が必要だったり、いろいろ面倒なのだ。だから一応彼を信じてついていってみる。
すると本当にいくつかのステップを踏む必要があった。(でもスルーしてイミグレ突破しても問題なさそうな感じ)
そして最後にチップを要求されました。バカみたいな金額を要求してきたけれども、一応彼がいなかったらその変なステップは分からなかったので一応50円分くらい渡した。でも、少なすぎるようでキレていた。。
スーダンを出国する前に済ませて置きたいのはお金の両替。事前情報によるとスーダン側の方がレートがいいらしい。
しかし、人に聞いてみると1つしか闇両替屋がない模様。
エチオピア側で両替できる確証はないし、悩んだ末持っていたスーダンのお金と少しのドルを両替した。合計1万円分くらい。
ということでやっとのことでイミグレを突破する。
エチオピア人は世界3大ウザい国(エジプト・インド・モロッコ)よりもさらに上をいくウザさと評判なので気を引き締めていかなければならない。
するとさっそくイミグレのおっさんが
おっさん「~~ではどこに泊まるんだ?」
僕「適当に安い宿見つけます。」
おっさん「ホテルのアドレスが必要なんだ。」
僕「そんなの分かんないよ。」
おっさん「ガイドブック持ってねえのか?」
僕「ないよ・・・」
おっさん「じゃあ入国できねえな。スーダンへ戻りな。」
おい・・・なんだそれ。
ホテルのアドレス提示しないと本当に入国できなさそうだったので、パソコンを広げ・・・ガイドブックのPDFをチェックし、泊まる予定のない高級ホテルを適当に述べ、無事入国。
いきなりウザいよ。エチオピア。
そしてエチオピア側にはスーダン側よりも大分いいレートの闇両替屋さんいっぱいいて、かなり落ち込む。(1SD=2.3ー2.5Br、1$=17-18Br。他の町だともっといいレート)
国境で両替する時は注意しなきゃいけないね。。。
ぐったりしながら国境の町メテマから4-5時間離れた所にあるゴンダールに行くバスを探す。
人がどんどんどんどん集まります。
結果今日はもうバスがないということなのでここで1泊することに。
宿を探そうとすると「宿を教えるよ」というエチオピア人が何人か近寄ってくる。
とりあえず教えてもらった宿に行って値段を聞いてみると1泊100Br(約530円)とのこと。ちょっと信用できず他の人にきいて見ると60Brって教えてくれた。
そしたら宿に連れてきたやつが
「おい!!なんで言うんだよ!!それじゃ俺コミションもらえねえじゃん!!」
て感じで揉め出した。現地語だったけど多分こんな会話。
結局100Brでしか泊まれなさそうなさそうだったので諦め、他の宿に。
もう親切に宿教えてくれようとする人は信頼できなかったので、そういう人を振り切り、自分で見つけた宿に入る。
すると・・・僕の後を付いて来たエチオピア人が宿のオーナーにコミションを要求している・・・(現地語で)
そしてまた60Brの宿が100Brに。もうイライラしすぎて、その場でため息ついていると宿の人がなんとか60Brで泊めてくれることに。
ご飯を食べた後は外でエチオピア人と話し込む。
バスでボラれた事や、両替ミスった事や、たくさんのウザいエチオピア人のせいでかなり気が滅入っていたけども、いい人もいるってことが分かってちょっと元気になりました。
とりあえずエチオピア人今まで行った国の中で断トツでウザいです。
個人的に親切度NO.1のスーダンから入国したこともあって差がひどすぎました。
多分スーダン側でうざかったのはエチオピアが絡んでいるからでしょう。
親切度NO.1のスーダン。うざさNo.1のエチオピア。
隣り合ってる国なのに、どうしてここまで違いがでるんだろう。