チズムル島でのサバイバル生活スタート!
島に着いた僕らはとりあえず宿を探し歩き回る。
チズムル島は人口5千人程度で数時間で島内一周できる広さ。
島生活らしくどっか適当に場所をみつけてテント泊をしたいところだけれども、ほぼ毎日いつかしらの時間に雨が降るような天気なので仕方なく日本人が嫌いと評判のワクエンダゲストハウスのドミに泊まる事にした。(1泊5ドル)
基本的にチズムル島にはレストランがほぼ無く(数件あるらしい)、島にある数少ない材料を使って焚き火で食事を作ることになります。
島で買える食材はトマトとキャッサバ(ジャガイモみたいなもの)・・・これだけ。ンカタベイから取り寄せているので、船の往来が途絶えるとこれすら買えない。
島内に1件小さな商店があるけれども、買えるのは飲み物とお菓子と雑貨くらい。
だから僕たちは前もってンカタベイでお米とパスタといくつかの調味料を買い込んでおきました。
しかし・・・材料はあっても鍋とか皿とかが何にも無く、困っていたら救世主が現れた。
声をかけてきたのはワクエンダの近くに住むジョージ。
「俺んちで料理してもいいぜ。」
ということでジョージ家で料理をすることに。
家とはいってもここはマラウイの小さな島。
キッチンなんてあるわけありません。
まな板もなく、貸してもらったナイフもかなりの切れ味の悪さ。
勿論ガスコンロなんてものもなく、焚き火。
でも、こんな生活をしにわざわざチズムル島に来たのだから文句なんて言ってられない。
これらを使わせてもらえただけでも感謝しなきゃいけない。
翌日、ジョージに誘われた僕らはワクエンダを出て、1泊1500MKW(約3ドル)でジョージ家のお世話になることにしました。
正式な宿ではないけど、チズムル島では結構ジョージにお世話になる人が多いみたいです。
ジョージ家に住んでいるのはジョージと奥さんと子供3人。
トラブルメーカーで泣いてばかりのジュニオン。
しっかりしているように見えて、まだちょっとやんちゃなお姉ちゃんメルウィン。
そして彼らを支えるしっかり者のお兄ちゃんアルベルト。
本来は3人なんだけれども、近所の子供達も自由に家にやってきて、家の中はいつも子供たちでいっぱい。
そんな子供達と遊んでいたら・・・
いつの間にかジョージの奥さんナオミが食事を作ってくれてて、お昼ご飯いただいちゃいました。
チズムル島では、サバイバル精神を高めるために自分達で頑張ろうと思っていたけれども、優しさに甘えてしまった。
この写真の食べ物はマラウイの主食のシマというもの。
違いがよくわからないけどシマと同じような感じの食べ物でウガリっていうものがケニア、ウガンダ、タンザニアあたりで主食になってたんだけど、あんまり好きになれず数回しか食べてなかった。
でも、ジョージの奥さんナオミの作るシマはおいしかった!結局チズムル滞在中3-4回頂いちゃいました。
夜ご飯は自分達で頑張り、トマトライス。
商店で見つけたインスタントの変なやつを加えたトマトパスタラーメン。
チズムル島で自炊しようとするとこのように毎日トマトだらけの生活になります。
途中からトマトすら買えず、醤油とケチャップと塩だけで料理することになりました…。
わずかな調味料で上手くやりくりできる料理力がほしい。。
夜になるとチズムル島では幻想的な光景が広がります。
あたり一面に飛び交うホタル。
まるでチズムル島全体がクリスマスツリーかのように一晩中キラキラ輝き続けます。
こんなたくさんのホタル見たのはじめてだよ。
次は食材を求めてフィッシングへ!
ホタルきれいー!
ゆうすけくんたのしそうやな!
なんでサバイバル精神高めようとしてるの?笑
僕たち完全に子供達の遊び道具でしたね。笑
生きていく為にはサバイバル精神大事じゃないですかーーー!