イランのカッパドキアと呼ばれるキャンドバーンにやってきました。
グルジアで会った人にこう言われていた。
「タブリーズ近郊にミニカッパドキアみたいな場所があるけど、行く必要ないよ!ガッカリスポットだよ!」って。
それでも、1日目にタブリーズ市内を一通り散策し終わっていたので、夜行バスが出る時間までやる事がなく、行って来ました。
タブリーズからミニバスに乗り、そこから面倒くさいタクシー交渉を繰り広げ・・・結局言葉が通じず嫌になり・・・結局ヒッチハイクをしてキャンドバーンに到着。
着いてみるとキャンドバーンは予想以上に観光地化されており、平日にもかかわらず観光客で賑わっていました。
お店の中は洞窟みたいになっていて、ちょっぴりひんやり。
個人的にはここの方がカッパドキアより洞窟らしい印象です。
市街地をぶらぶらしていても、あんまり声はかけられず、じろじろ好奇の視線を浴びるだけだけど、こういう観光地ではイラン人の方から積極的に声をかけてきてくれる。
↑この人達には「一緒にまわらない?」って誘われ、少しの間ご一緒することに。
ご家族一同。
帽子被せられました。。。
洞窟を満喫したあとは、ご飯を御馳走してくれるようでワクワクしながら付いていく。
イラン2日目でまだイラン料理についてよく分からない僕はただただ出て来る料理を待つ。そもそもメニューにペルシャ語しかないし。
やってきたのはイラン初のケバブー!今までケバブといったらパンにお肉が挟んであるやつだったけども、イランではお米なのだー! 久々のお米料理!
ピクニックが大好きなイラン人はこうやって床で食べる事が多いです。公園ではたくさんの人達が平日休日問わずレジャーシート広げてくつろいでいます。
食後はイラン流?のゲームをしました。どの靴下に○○を入れたか当てるゲーム。
日本で家族揃ってこんな風に遊ぶことがあるだろうか?イランではなんだか家族同士の繋がりが強い印象を受けます。
この家族にはしきりに「〜〜って村においでよ!」って凄く熱烈に家に招待された。でも、かなりの田舎で交通手段も微妙で、さらに次に行く所のチケットも買ってあったので、一時は断りました。でもFacebookでもひたすら招待されて、一通りイランをまわった後時間があったので「行く!」って連絡したら「昨日おばあちゃんが死んじゃった・・・」ということで結局行けませんでした・・・。おばあちゃん・・・。
家族と別れ、1人でぶらぶら。
今度はピクニックしていた夫婦に呼び止められ、お話する。
奥さんが英語の教師のようで、英語が超ペラペラ!(ペラペラすぎて聞き取れない)
お茶と果物を頂き「そろそろ帰らないとバス間に合わないよー」とか話してたら、「私たちタブリーズに住んでるから送ってあげるわよっ♪」との事だったのでお言葉に甘えて送って頂きました♪
イランに関する悪いニュースばかりを見て、多くの日本人はイランをただなんとなく”危険な国”と考えていると思う。僕も昔はそう思ってた。でも、海外に興味を持ち始め、行きたい国を調べていると多くの人がイランを推している事が分かった。イランに行った人はイランを”一番親切な国”と言っているのだ。
親に「イラン行く!」って言うと、イランについて全く知らないにもかかわらずマスメディアによるイメージだけで「イランはダメだ!危ない!」とか言ってくる。海外旅行の醍醐味はテレビや本で見るような国の”リアル”を知れる事。イランのように現実のイメージとマスメディアのイメージに差がある国ほど、現実を知るために訪れなきゃいけないと思う。
そういう訳で日本出発前からイランは今回の旅で外せない大事な国となった。だから6月に大統領選挙でイランに入国できずルートを変更せざるおえなくなっても、なんとかしてイランに舞い戻って来た。
そんな待ちに待ったイラン。入国数日で既にイラン人の愛をたくさん感じる事ができました。
噂通りイラン人はとっても親切。危険な香りは全くありません。
次はどんな出会いが待ってるのだろう??
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