ンカタベイからチズムル島へ。決死の船移動。
マラウイ湖にはチズムルという島があり、ンカタベイから船で行く事ができる。
しかし、この船が不定期でなかなか行くのが厄介なのだ。
僕らはンカタベイに1泊くらいしてから、チズムル島へ行くつもりだったのだけれども、船の都合上結局3泊することになってしまった。
住民に聞き込み調査したところ分かったことは、どうやら大型船(2900MWK)と小型船(2000MWK)があり、大型船は週2便、小型船は不定期ということ。
僕らは結局小型船で行く事になり、ンカタベイ4日目の朝7時に船乗り場に向かった。
座席もないような船に荷物を詰め込み、出航するのを待つ。
そして3時間ほど待った頃、ようやく船は出航した。
最終的に船はこうなりました。
エジプト・スーダン間のフェリーが一番過酷だと思っていたけど、これはそれを遥かに上回るツラさ。
座席がないから不安定な場所に座るしかないし、その上揺れが半端ない。
出航した後、港から100mくらい離れた場所でエンジントラブルみたいな感じになって数十分ゆらゆら停滞していた時は、本当に生きた心地がしませんでした。
「マラウイ湖で邦人2名を乗せた船が転覆事故」
頭の中でずっとこんなこと考えてました・・・。
無事に動きだし、ゆらゆら揺れ動く事5時間。
ようやく島に到着。
ンカタベイでもそうだったけれども、船の停泊場なんてものはないので
別の小舟を使って、地に降り立ちます。
ようやくチズムルライフのはじまりです。