カイロで黄熱病の注射を打てる病院を探します。
アフリカの多くの国では、蚊に刺される事で発症する黄熱病の危険がある。
そのため、いくつかの国では黄熱病を打った証であるイエローカードを持っていないと入国できない。
イスタンブールで無料で打つつもりだったけども、僕が行った頃には既に打てなくなっていたので黄熱病が安いと評判のカイロで打つ事にしました。ちなみに日本だと1万円くらいします。
黄熱病の打てる病院についてはエジプトの日本大使館に若干情報有→エジプト医療情報
僕の調べた感じだと黄熱病の打てる病院は以下の4つ(2013年11月3日時点)もしかしたら大きな病院だったらどこでも打てるかも。
①Travellers’ Vaccination Center
アタバ駅の近くにあるコンチネンタルホテル内部。
1週間程前にダハブからここにきた人によると、その時丁度在庫が0になったという。
さすがにもう入荷しているだろう・・・と思ったが、まだ入荷しておらず。
②カイロ国際空港
DEPARTURE HALL 1の中。
突き当たりを左に行くと病院がある。
ここでも一応黄熱病は打てるのだが・・・またしても在庫無し。
「ヨーロッパからの輸入が途絶えている。今エジプト全土で黄熱病はない。」との事。
③VACSERA(たまたま見つけた大型病院)
ここでも打てるみたいだけど・・・やっぱり在庫無し。
④The LAB (Behman Medical Group) Dr. Wafaa Hawas
カイロ南部にあるSakanat El-maadi駅から徒歩15分。
ここではようやく在庫が見つかり打てる事に。350ポンド(約5千円)
他の病院に移動しないといけないようで昼までに来なきゃいけないとのこと。
知らずに夕方来て、翌日また来る事に。
翌日、先に支払いを済ませ、黄熱病が打てるという病院に向かう。
別の病院に到着し、待合室で待っていると
「FINISH」と言われる。
何度も確認したのに・・・まさかの在庫切れ。
さすがにこれはマズいと思ったのか、スタッフは必死に他の病院を探し出す。
そして連れて来られた病院が・・・最初に行った①番のTravellers’ Vaccination Center。
「昨日来たけど、ここも在庫切れだよ」と話しながら病院に入る。
すると・・・在庫ありました。
今日入荷したのか、今まであったけど打ちたくなかったのか良くわからない。
でも、注射打った後に「黄熱病いくら?」って聞いたら、看護師が既に打ったのを見ていなかったのか「在庫切れだ。来週入荷する。」とか言われたから打ちたくなかっただけかもしれない。
ネットで調べてみた感じだと、ここで普通に打つと100ポンド以下。でも僕が④の病院に払ったのは350ポンド。
なんだかすごいバカバカしくて一気にエジプトが嫌いになったのでした。