人との出会いで旅はさらに楽しく面白くなります。
テヘランを後に、サーリーに向かいます。
イランからサーリーへの列車はガイドブックの中で”イラン屈指の景勝ルート”と紹介されており、ワクワクしながら列車に乗り込む。
チケット買う時に座席を窓際に指定するのを忘れており、一番に列車に乗り込み窓際に座る。座ってしまえば場所が違っていても文句言われないでしょう・・・なんせここはイランだから。。
テヘランをちょっと離れるとそこには何にもない大地が広がる。
6人のコンパートメント部屋。
結構この空間を楽しみにしてたんだけど、最初にいた5人は全く英語喋れず・・・。
コミュニケーションに困っていたら、後からペラペラな人が入ってきて、彼の通訳を挟みながらなんとか会話は成立しました。
イラン人「どうだ?すごいだろう?」
イラン屈指と言われた景勝ルート。最初はテンション高まったものの、同じ場所をグルグルまわりながら進んで行ったので後半飽きました。。
そしてようやくサーリー到着。
着いたのは夕方でバザールを見て終わっちゃいました。
翌朝、次はカスピ海沿いにある街ダンバレ・トルキャマーンに向かう。
車掌さんが日本語ペラペラで運転席まで案内されました。
あっという間にバンダレ・トルキャマーン到着。
このあたりの情報は全くガイドブックに書かれていないので、パソコン内に入っているロンプラのデータをチェックして情報を集める。結構小さな街でも多少の情報はあるからロンプラは心強い。
ロンプラで一番の見所と書かれていた海にやってきた。
しかし・・・これといったものはなく、ただただ海でボーっとする。。
さあ、次の街へ行こう・・・
今度はミニバスでゴルガーンまで向かう。
ゴルガーンに到着して、シーア派の聖地であるマシュハド行きのチケットを手配する。
この時点で14時。バスの時間は21時。
暇だ・・・
バス停から街の中心街まで遠いらしいし、地図ないし、何があるかよくわかんないし、バス停から動く気がおきない。
とりあえずバス停の椅子で本を読む。
・・・・
1時間後。
僕はなぜかイラン人の家庭でお昼ご飯を食べていました。
本を読んでいたら「ちょっとお茶飲まないか」って誘われ、お茶を飲んだ後「バスの時間まで家に遊びにおいでよ!」とご招待されたのだ!なんという幸せ!
アーティスト一家のようで、楽器もかなりお上手。この楽器はお兄さんが作ったものだって。
この家ではリアルなイラン話を聞くことができました。
「宗教何?」って聞かれて「No religion」って答えたら顔にパッと笑顔が広がった。
そしたら「良かったーー私たちも無宗教なのよ!」って答えが帰って来た。
これには驚いた。イランは(旅行者でも)女性がチャードルやスカーフで髪の毛覆わなきゃいけなかったり、半ズボンが禁止されてたりして、かなーーり厳格なイスラム国家だと思ってたのに、まさか無宗教の人がいるなんて。
これまでも、お祈りをしない人とか、ゆるーいイラン人にも何人か会っていた。
そういう人達は決まってこう言う「俺たちは政府にうんざりしている」と。イランでは、政府に不満を抱いている人がかなり多いように思える。
夜ご飯では「チキンかフィッシュどっちがいい?」と言われたので、あんまり食べる機会のないお魚をいただきました。
やっぱり家庭の味が一番! かなり旨かった!
サーリー、バンダレ・トルキャマーン、ゴルガーンと来て、正直どこもかもそんなに好きになれなかった。
でも、こんな風にちょっとした出会いで、旅は何倍にも何十倍にも楽しくなる。これだから旅はやめられない。
ばいばい!
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楽しんどるようで何よりです
アレハンドロも時々写真見とるで~
てか今カイロ大丈夫なんすか??
ブログを英語で書けるような英語力と根気強さがほしいね・・・
毎週金曜日にデモがあるみたいだけど、今日1日いた感じだと全く問題ないよー