刺激を求めて

今日は目的地に辿り着けるのだろうか。

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翌朝、目覚めると既に9時。

床の上でぐっすりと9時間寝てました。案外どこでも熟睡できます。

今日はなんとしてもおじいちゃんの家の近くの村MARMANDEまで着かなければいけない。

昨夜、近くのホテルのWIFIを使わせて頂いて、ホテルの予約をしておいたからだ。

この日か次の日に会う約束をしていたんだけど、疲れ溜まってるし、シャワーしてないし、何時に到着するか分からないし、そんな状況で待ち合わせることはできないので、MARMANDEで1泊することにした。

ちなみに値段は約6000円。今までの1人旅での最高金額。これでも最安値。田舎の宿は本当に高い…。

てことでチケットオフィスに突撃。

すると現在地のDAXとMARMANDEの中間地点であるMONT DE MARSANに行けるということで購入!

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乗り換えで着いた街。田舎過ぎて何もありませんでした。

DAXから乗り換え含め2時間半。(10ユーロ)

ようやくMONT DE MARSANに到着。

そこで次の行き方を訪ねる。

すると3時間後に4時間かけてMARMANDEに向かうバスがあると。

ここで僕の中で葛藤が始まる。

ヨーロッパ入ってからずっと思ってきたこと。

それは”刺激がない”ということ。

予想していた通り、ヨーロッパでは現地の人は全く観光客に興味を示さない。

つまり普通に旅しているだけじゃ、道を聞いたりするだけでほとんど現地の人と話す機会に恵まれない。

ただただ有名な観光地を廻って終わってしまう。それじゃつまらない。

今回の移動もこのままバスで目的地に着いてしまったら何か味気ない。

それでずっとやってみたかったヒッチハイクをしてみることにした。

「スペイン人、フランス人は英語話せない人多いから・・・」

「マジックペンも大きな紙もないし・・・」

できない最もらしい理由を考えて避けて来たけど、もうそんなの関係ない。

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持っていた小さなスケッチブックに頑張ってボールペンで大きな文字を。

そしてMARMANDEに繋がりそうな道路を探し、いざスタート!

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するとたった5分程で一台の車が。

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「MARMANDEには行かないけど、近くの街ならいいぜ!」とのことで

「お願いします!」と乗り込んだ。

彼はあまり英語喋れなかったけど、紙に書いたり、ジェスチャーしたりしてなんとか話すことができた。

彼はモロッコ人で、モロッコでは子供が多いという話題になり、日本は老人いっぱいだよ!みたいな流れで

「日本の人口ピラミッドはこんな風だよ。(絵で描いて)」

「モロッコは三角だ!はっはっはっ!」みたいな会話したり。

この時「old(老いた)」が分からなくて、子供・大人・老人の絵を書いて「Child!Adult!old!」みたいに説明したり。絵で描くと案外通じるものです。

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彼にヒッチハイクしやすそうな場所に下ろしてもらい、お別れ。

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するとまたしても5分くらいで車が止まる。田舎は親切な人多い!

彼も途中の村までだったらOKとのこと。勿論乗せて頂く。

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自然いっぱいの道を走る。

今度の彼はガーデニング職人のフランス人。

「気が変わった!MARMANDEまで送ってやるよ!俺時間あるし!」ということで

結局ホテルの前まで送って頂きました。

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お二人方に感謝です!

やっぱりヒッチハイクは楽しい!日本に帰ったらヒッチハイクで色んな人に再会しにいきたいなー。

MARMANDE

今回のルート。着いたときは達成感に満ちあふれました。

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今回予約したホテル。Ibis budged marmande。

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6000円するだけあってかなり奇麗。

ヨーロッパ来てからドミトリーばかりだったら、久々に落ち着けました。

次はいよいよおじいちゃんに再会です。

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