アルメニアにあるリダの家にやってきました。
夜行列車でグルジアからアルメニアに向かう。
3等(28ラリ)は満席で買えず、仕方なく2等に乗る事に。(38ラリ)
ドアがなく、1ブースあたりの人数が多い3等と違い、2等ではドアがあり、1ブースあたり4人となっています。
同じブース内にいたセルビアの同い年の女の子。学校の休み中に旅をしているバックパッカー。
最初セルビアと聞いて「(自信無さげに)…東欧だよね…?」となるような曖昧な知識しか持ち合わせていませんでした。
自分の行く予定の国については調べるけど、それ以外の国の知識が圧倒的に少ない。東欧なんて白地図なんて渡されたら、全くどこに何があるかなんて分からない。
でも、東欧を旅して来た旅人やこういう東欧出身の人に会ったりして、少しずつ全く知らなかった国について興味を持ち始める。
グルジア・アルメニアといった国では、中央アジアからやって来る人も多く、旅に出る前は全くの未知だった中央アジアにも行ってみたいと思えるようになってきた。
旅をしていると、行きたい場所がどんどん増えて来る。1年の休学じゃ全く足りないよ。
夜中に国境を越え(8ドルor3000ドラム)、朝起きると窓の外にはアララト山が朝日を浴びていた。
アララト山はアルメニア人のシンボルであるが、トルコに属す山である。
そして朝7時過ぎ頃アルメニアの首都であるエレバンに到着。
エレバンにはグルジアのホステルジョージアのような定番宿がある。名前は”リダの家”。
駅を出てすぐの細道を歩いていった所にリダの家がある。
昔、日本人旅行者が訪れた事がきっかけで民宿を始めたそうです。駅が近いから、深夜に到着した人がノックして泊めてくれる家を探したんですかね。
そして恐る恐る玄関のドアを開く。(写真左手の白い扉)
人が多い宿に乗り込む時は、最初の一歩がちょっと苦手です。人見知りなので。
中に入るとまだ7時半頃だというのに、何人か外でくつろいでいる。
こういう宿って沈没している人多そうなので、昼まで寝てる人多いかと思ったけど、皆さん早起きです。何日か滞在して分かった事ですが、1ー2人が起きだすと、物音や喋り声で、他の人も皆起きだす感じでした。
ここの家では、なんと1泊1000ドラム(240円)で泊まれちゃうんです。だから沈没しちゃう人も多い。エレバンでは多分普通の安宿でも軽く千円以上はするので、それと比べるとかなりの破格。
でも安いだけあって、シャワーは使えず、シャワーは徒歩10分くらいのシャワー屋さんまで行くことになりますが。
シャワーの個室はかなり広め。(30分500ドラム=120円)
こちらがリダさん。
やんちゃなちびっ子達もいます。
リダの家の魅力の1つは、この子供達とこのママさんの絡み。朝学校に行くとき、宿題をやっている時、しょっちゅう「やりたくなーい。行きたくなーい。」みたいに泣いて怒られています。そんな光景を見て旅人達は「また始まったよ…」みたいにほっこり見守るという日常が繰り広げられます。
そんなリダの家に到着した翌日、1日遅れでグルジアでお世話になったサトシさんとユキコさんの素敵カップルがやってきてアルメニア名物のザリガニのスペシャル料理をいただきました。
旅していると本当に料理能力の大切さがしみじみ分かります。海外では必要な材料が揃わない事が多いので、レシピ通りに作るんじゃなくて、自分自身の料理に対する柔軟性が必要です。
僕は日本ではレシピ通りのマニュアル人間だったため、海外では全く自炊できず…日本に帰ったら自炊能力を高めていきたい所存であります。
最初はこんな色だったザリガニ達も
茹でるとこんな真っ赤な色になります。
完成品はコチラ!
ザリガニスープ。
ザリガニサラダ。
ザリガニ!ザリガニ!ザリガニ!
最後にはザリガニ雑炊まで作ってくれました。
どれもこれも舌がとろける程のおいしさ。
初めてのザリガニ料理でここまで作れるサトシさん恐るべし!美味しい料理ありがとーございました!
リダの家ではこんな風にシェア飯を食べたり、夜は語り合ったり凄い充実した日々を過ごせました。楽しかったなー!
次からアルメニア観光について書きます。でも、リアルタイムに追いつきたいので色々省きます…。
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リアルタイムではエジプトのダハブにいます。ダイビングのライセンス取って、スーダン・エチオピアのビザ取って、黄熱病の注射打ったらいよいよアフリカ縦断スタートです!多分11月12日くらいにスーダンinすると思います。スーダン行きのフェリーが週1しかないのが厄介。
ダイビングええね! 俺も来週から講習受けるよ~。
ドバイでもダイビングできるんだー!
日本で潜りにいきたいねー好きになるか嫌いになるかわかんないけど。