朝起きて窓から外を見下ろすとメスティアの街は一面雲に覆われていた。
今日も天気悪いのか・・・と残念な気持ちになりながらもカメラを持って外に飛び出す。
すると既に1人カメラマンが。昨夜カメラトークで盛り上がっただけあって、「こうかな?あーかな?」と試行錯誤している。
すると段々青空が見えて来た。今日は快晴だ・・・!
雲海を上から眺めるべく、ちょっと山に登ってみる。
しかし、見晴らしの良い場所に到達した頃には霧もほとんどなくなり
ちょっと落ち込む。
それでも、気持ちのいい朝だ。
本当は今日メスティアを出発してクタイシに行くつもりだったけれども、どうやら延泊決定だ。
前回はロープウェイに向かって彷徨いまくっただけで、一切メスティア内を全く散歩してないから滞在する理由は十分にある。
昨夜皆で「明日出る?どうする?」みたいな話をしていたけれども、この天気を見て全員延泊することに。こうやって当初の予定はどんどん崩れていきます。
長閑すぎて凄い幸せな気分になります。
冷たい水で頭を洗い、坊主だってこの笑顔。
スッキリしたところで出発です。今回は坊主と共にお散歩。
どうやらこの塔に登れるということなので、塔を目指して歩く。
ここでは本当に色んな種類の動物が人々の生活に溶け込んでる。
宿に辿り着くまでの道がバラナシを越えるウンコ道になるくらい。
そしてようやく塔の下に到着。
塔は付随している家の所有物っぽいので、上手く交渉しなければいけません。
そこで庭仕事をしていたおじさんに向かって「ガマルジョバ!(こんにちは!)」と笑顔で挨拶。
塔を指差して「グッド!グッド!」言ってたらあっさり塔に登らせてもらえることに。(1人120円)
何本ものハシゴを登る。
途中いくつか外を監視する為の覗き穴が空いてました。
ちなみにこの地域では、自分または家族の一員に危害が加えられたら、必ず相手またはその家族に復讐を果たさなければならない、という「血の掟」という因習がある。
その為、1つ1つの家族単位で攻防しなければならないので、こういった塔を作ったようです。(旅行雑誌『旅行人」情報。『旅行人』のコーカサス編はかなり情報充実してます)
合計で4つくらいのハシゴを登るとついに…
屋根の上に出たー!
屋根の上はとっても清々しく、見晴らしも最高。
登るのにお金取るんか!と思ってたけれども、これは入場料120円の価値有りまくり。
延泊して良かった。これでメスティアを心なく出発できます。
次は最後の街、クタイシへ。
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ーレストラン情報ー
メスティアにもおいしいレストランがありました。
メインの通り沿いにあるこのお店。
1食200−600円くらいで安くて美味しくて滞在期間中(3泊)5、6回お世話になりました。やっぱりグルジア料理は美味しい!