バラナシの見所はガンガーだけではない。
ここバラナシには、旅人なら誰もが知っている自由人、高橋歩さんが作ったマザーベイビースクールという学校がある。
この学校について知ったのは今年の2月13日。
以前この記事(旅の期間とルート)でちょっとふれたTABIPPOのイベントの日。
イベントが始まる前、僕はバングラデシュ大使館である一人の若者と出会った。
彼も今年から世界一周する大学生で、意気投合。
彼は高橋歩さんの小学校建設プロジェクトを知り、「俺も学校作る!」って決めて
既に自らプロジェクトを立ち上げ、小学校建設に向けて奮闘している行動力に満ちあふれた熱き若者。ホームページはこちら→http://handmade-school.jimdo.com/
(2014年2月〜3月に現地で一緒に作業してくれる人募集してるみたいなので、興味ある方は是非!現地で1から小学校建設に関われます!)
そんな彼の熱い話を聞いた後、TABIPPOでは高橋歩さん本人からそのお話を聞き
バラナシ来たら絶対行くと決めてました。
マザーベイビースクールはガンガーの対岸にあります。
朝7時にシヴァゲストハウス前でスタッフさん達と合流し、リキシャを走らせること30−40分。
学校到着。
ここは元々はゲストハウスも運営しており、ゲストハウスの売り上げで学校を経営していくつもりだったらしい。
しかし、現在は生徒数の増加により、部屋数が足りず、ゲストハウスは一時休業中である。
(近々、学校近辺に別途ゲストハウスを建設するとのこと)
とってもオシャレな小学校でした。ゲストハウス営業してたら絶対予約殺到するよ。
ちょっとのんびりした後、スタッフに説明を受ける。
「ヒンディー語と英語と算数の授業のお手伝いをしてください。」
単なる見学のつもりでいたからちょっと緊張。
予想通りヒンディー語の授業は意味不明でした。
学校の日本人スタッフの方はヒンディー語ぺらぺら喋ってました。さすがです…。
ヒンディー語の授業が終われば、残すは英語と算数。
英語と算数は、ローマ字と足し算引き算。子供達と楽しく勉強できました。
何歳か分からないけど、算数を教えた子供は5−7桁の足し算引き算を容易く解いててびっくり。
(この学校に通ってる子供のほとんどが自分が何歳か分からないんだって。)
ゼロ(0)を発見したインド人。やっぱり頭がいいのだろうか。
ちなみにインドではカースト制度を忌避した人がIT事業に就くみたい。
カースト制度の時代にはIT事業は存在してないから、IT事業で働けば身分差別されることが少ないってこと。
そういう事情からインド人は必死に勉強して急速に発展してるのかな。
バラナシに来てもマザーベイビースクールに来ない人はたくさんいます。
地球の歩き方にも載ってるのに、なんでだろうね…。
学校までの交通費、学校でのハンドメイドショップ、そういった物の費用が学校運営の助けになります。
バラナシにいる方、行く予定の方、たくさんの人を誘って行ってみてください!