コルカタは、マザーテレサが生前、活動の拠点としていた場所で
今でもいくつかの施設があり、世界各地からボランティアが集まっている。
主な施設は以下の6つ。
・Shishu Bhavanー孤児の家
・Prem Danー障害者の家
・Shanti Danー女性・薄弱者の家
・Nirmal Hriday (kalighat)ー死を待つ人の家
・Daya Danー障害児の家
・Nabo Jibonーマザーハウスのブラザーの家
この中で今回僕はダヤダン(障害児の家)で5日間ボランティアをしてきました。
朝7時にマザーハウスに集合し、パン・バナナ・チャイを頂き、シスターのお話を聞いた後それぞれの施設に出発する。
ダヤダンはマザーハウスからバスとリキシャで30分くらいの場所にあります。
(1週間ボランティアしないと施設内は写真撮影できません。1週間以上やっても忙しすぎて撮れない場合もあります。以下拙い文章のみになります)
ダヤダンは1階と2階に分かれており、1階には症状の軽い子供、2階には症状の重い子供がいます。
僕が行った時は、主に1階が欧米人、2階が日本人(+欧米人)みたいな感じでした。
2階には、自分で歩く事ができなかったり、目が見えなかったり、上半身・下半身麻痺して動けなかったり、そんな子供達がたくさんいました。
ボランティアの主な仕事は彼らのリハビリと食事の補助。そしてシーツ交換等の雑用。
今回日本人はやっていなかったのですが、大量の洗濯もあります。(勿論手洗い)
リハビリは長い間動かさないと、関節が固まったりしてしまうので、毎日やらなきゃいけないみたい。
自分で歩く事のできない子供を自分で歩けるように支えたり、
上半身が動かない子供を真っすぐになるように支えたり、
バタバタ暴れる大きな子供を抑えたり、椅子に座らせたり、
思ってた以上に忍耐力が必要なお仕事でした。
リハビリが終わるとちょっとした休憩を挟み、昼食タイム。(ボランティアには昼食無)
上半身麻痺してる子供の顔を真っすぐ支えながら口の中にスプーンをつっこんだり
ご飯を食べさせるのも一苦労でした。
ご飯を食べた後は、子供達のお昼寝の時間。ボランティア終了です。
ちなみにボランティアは午前と午後に分かれています。
当初は午前午後両方やって、他の施設にも行くつもりでしたが
午前だけでもかなり疲労感いっぱいだったので午前だけ、ダヤダンだけにしました。
1日だけボランティアしても、覚えるのに精一杯であんまり役に立てないしね。
ボランティアの都合上、予定よりも大分コルカタに居ることになってしまったけど
日本では経験できないとっても貴重な経験ができました。
これで将来子供ができたとき、ちゃんと自分の子供にご飯食べさせることできるかな?
ダヤダンには、既に20年近くボランティアをしている日本の女性の方がいます。
なので言語が心配な方でも、安心して来れると思います。
ダヤダンは他の施設に比べ、ボランティアが少ないです。
なのでコルカタに来る機会があれば是非ダヤダンに顔を出してみてください。
そして子供達の強みを見つけてやってください。
Please do not focus on my disabilities.
Focus on my strengths.
施設に貼ってあった印象的な言葉。